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透析コラム

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東京で「電解水透析」を受けられる病院・クリニックを2つ紹介!

「東京都内で『電解水透析』を受けられる医療機関が知りたい」

透析治療を検討している方の中には、このような悩みを抱えている方もいるでしょう。

「電解水透析」は、従来の透析治療では不可能であった活性酸素の除去が可能であり、動脈硬化の抑制や予後の改善に役立つ新しい透析療法です。まだまだ普及率は低いのですが、全国では既に30施設以上で導入されており、次世代の透析治療法として特に注目されています。

そこで本記事では、東京で「電解水透析」を受けられる病院・クリニックを2つ紹介します。都内で「電解水透析」を受けたい方は、必見です。

電解水透析とは?

「電解水透析」とは、電気分解によって生成される抗酸化作用の強い水素水を使用した透析治療です。透析治療による酸化ストレスが軽減し、心臓や脳血管への合併症予防効果が期待されています。

「電解水透析」では、抗酸化作用の強い水素が、透析の時に血液中に生じた有害な活性酸素を選択的に除去するするのが特徴です。通常の透析では、患者は透析を受ける度に白血球が壊れて活性酸素に暴露されます。活性酸素は主に血管の内皮細胞などに傷害を与え、全身の臓器にダメージを与え、老化進行の原因となります。

しかし、従来の透析方法は、活性酸素を除くことができず、尿毒素に汚染された血液をきれいにすることのみに焦点が当てられてきました。「電解水透析」は血液の浄化に加えて、活性酸素の除去も可能にした画期的な技術です。

「電解水透析」を受けた患者は、従来の透析治療を受けた患者に比べて倦怠感が著しく改善され、死亡および心脳血管病のリスクが41%も抑制されると報告されています。「電解水透析」は従来の透析に比べて、血液の浄化だけでなく、透析そのものの課題を克服した次世代型の透析法です。

電解水透析の2つのメリット

「電解水透析」のメリットは様々ありますが、主なものは、以下の2つです。

  • ・死亡および合併症のリスクが41%抑制される
  • ・透析治療後の患者の倦怠感が改善される

1つずつ見ていきましょう。

①死亡および合併症リスクが41%抑制される

「電解水透析」は、透析患者の死亡率と心脳血管病の合併症リスクを41%抑制するという報告があります。

従来の治療法では、週3回の透析治療によって体内に蓄積される活性酸素が全身の血管を介して多臓器に慢性的なダメージを与えます。

しかし、抗酸化作用の強い電解水を使用することで、透析中に生じる活性酸素や酸化ストレスを効果的に軽減可能です。従来の透析法では透析治療そのものによる合併症のリスクが高かったのですが、「電解水透析」であれば、そのリスクも抑制できます。

「電解水透析」は患者の長期的な健康と生存率に有益な影響を与える効果が期待されているのです。

②透析治療後の患者の倦怠感が改善される

「電解水透析」は透析治療後の患者の倦怠感が著しく改善する効果が報告されています。抗酸化作用が強い水素を含む電解水を透析液に使用することで、水素が血中の活性酸素を効率的に還元します。還元された活性酸素は水となり、無害化されるのです。透析後の倦怠感が軽減するのは、透析による酸化ストレスが著しく減少するためと考えられています。

臨床研究では、「電解水透析」を受けた患者は従来の透析法を用いた患者に比べて、治療後8週間で倦怠感が有意に減少し、生活の質(QOL)が著しく改善されると報告されています。

「電解水透析」は、透析患者のQOLを向上させるためにも有効な手段として注目されているのです。

電解水透析のデメリット

「電解水透析」の効果や副作用に関するネガティブな事象は確認されていません。しかし、「電解水透析」のデメリットをあげるとすれば普及度の低さがあげられるでしょう。

「電解水透析」が臨床に導入されてから既に10年以上が経過し、全国では30施設以上で運用されています。透析は患者の生活の一部となる治療であり、通いやすさが非常に大切です。「電解水透析」を受けたくても、まだまだ気軽に自宅の近くで受けられないのがデメリットだといえます。

東京で電解水透析を受けられる病院・クリニック2選

東京都内で「電解水透析」を受けられる病院・クリニックは以下の2つです。

  • ・東京ネフロクリニック
  • ・聖路加国際病院

それぞれ詳しく解説します。

①東京ネフロクリニック

引用:東京ネフロクリニック

公式サイトhttps://tokyo-nephro-clinic.com/index.php
透析可能時間8:30~23:30
休診日日曜日
住所東京都豊島区駒込3-3-19
ORCHID PLACE 7階・8階
電話番号03-3949-5801
アクセスJR山手線「駒込駅」北口、東京メトロ南北線「駒込駅」5番出口すぐ

東京ネフロクリニックは、東京都豊島区駒込にある人工透析・腎臓内科・泌尿器科クリニックです。都内のクリニックで最も早く「電解水透析」を導入しました。すべての透析患者さんが、オンラインHDFと「電解水透析」を受けられます。患者の健康を一番に考え、満足度の高い透析治療を提供しています。

日中の透析可能時間は月曜〜土曜日の8:30〜15:00までです。月曜・水曜・金曜は15:00〜23:00までの夜間透析も可能なので、患者のライフスタイルに合わせた治療ができます。最先端技術を用いた信頼度の高い透析治療を受けたい方は、東京ネフロクリニックをご検討ください。

②聖路加国際病院

引用:聖路加国国際病院

公式サイトhttps://hospital.luke.ac.jp/index.html
休診日土曜日・日曜日
住所東京都中央区明石町9-1
電話番号03-3541-5151
アクセス東京メトロ日比谷線「築地駅」徒歩7分

聖路加国際病院は東京都中央区明石町にある総合病院です。国際ニュース週刊誌「Newsweek」が発表した「WORLD’S Best Hospitals 2022」の日本版ランキングで2位を獲得しており、国際的にも信頼度の高い医療機関です。

腎臓内科部長の中山昌明氏は電解水透析研究会の理事長も努めており、「電解水透析」の研究と普及に施設全体で取り組んでいます。規模の大きい病院なので、緊急時の対応やサポート体制も充実しています。ただし、外来は完全予約制で紹介状が必要なので注意が必要です。

都内で初めて電解水透析を導入したクリニックが東京ネフロクリニック

引用:東京ネフロクリニック

東京ネフロクリニックは都内ではじめて「電解水透析」を導入したクリニックです。〜23:00までの「夜間透析」や6時間以上の「長時間透析」、出張などで都内を訪れた際の「旅行透析」など幅広い時間で治療ができます。すべての透析患者さんに「電解水透析」を受けられるのが東京ネフロクリニックです。

東京都内で「電解水透析」が受けられる医療機関を探している方は、ぜひ東京ネフロクリニックにお越しください。

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