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腎移植雑感

欧米に比べて日本の腎移植の少なさについては昔からよく言われていました。私は日本で最も腎移植手術の多い大学に入局したので、腎移植は普通の医療だと思っていましたが、一歩大学を出ると腎移植というのは大変珍しい医療であることがわかりました。立花隆の著書「脳死」で臓器移植の問題提議がなされ、多くの議論の末に臓器移植法が成立し、脳死下の臓器移植が可能となりました。その後も、臓器移植の推進のために、臓器移植法が

ふるさとの水

最近は日中の気温も上がり、春から初夏のような日が多くなりだいぶ過ごしやすい季節になりました。 コロナ禍もあって帰省も控えていましたが、先日お休みをもらい福島の実家へ久しぶりの帰省をしました。新緑がとても鮮やかで、それだけでも自然の豊かさに心が穏やかになりました。 帰省した時にいつも感じていることがあります。入浴した後に髪はサラサラとまとまりやすく、肌に触れた時に髪と肌の質感の良さを感じるのです。福

電解水透析の安全性について

電解水透析の開発の歴史を簡単に振り返ってみます。1990年代に電気分解した還元水(電解水素水)が実験的に活性酸素種を除去することが既に知られていました。当時から血液透析では透析の度に活性酸素種が血液中に増加することが臨床上の課題となっていましたので、電解水素水の血液透析への応用が期待されていました。2003年に台湾のグループが初めて透析患者に電解水透析を1ヶ月間行い、その安全性や炎症反応の抑制効果

都内クリニックで初導入:電解水透析システム

4月から「電解水透析システム」を導入しました。国内では33施設目の導入になりますが、東京では聖路加国際病院についで2番目となります。関東でも本格的に稼働している施設はまだ5施設しかありません。 当院が導入した理由は、透析患者さんの透析後の疲労感を何とかしたかったからです。個人差はありますが、透析後に疲労感を訴える患者さんは多いです。透析が終わって帰宅すると、その日は1日何もできない、運動する気力も

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